障害者雇用の企業事例(社会福祉法人 江能福祉会特別養護老人ホーム 江能)
社会福祉法人 江能福祉会
特別養護老人ホーム 江能
障害者就業・生活支援センター登録者を紹介
職場見学・職場実習を経て採用

障害者雇用の経緯・考え方
職員相談支援担当:濵家さん
本法人では、高齢者・障害者が地域で安心して生活を送ることができる拠点施設となることを使命とし、その中で、障害者の雇用を促進することで生活の質の向上及びその人らしい人生の実現、更に生活の張りや生きがいを感じて頂けるように支援していきたいと考えています。
障害の特性等を理解し、その人のそれぞれの能力を発揮できるよう支援し、活かしていくことを基本的な雇用の方針としています。

業務内容
・食堂、居室、廊下のモップがけ
・ベッドの拭き掃除
・シーツ交換・感染症予防対策として、日常的に消毒作業
・送迎車両洗車

担当者より
介護係長:白迫さん
介護現場の中で、自分に与えられた作業を一生懸命取り組んでくれています。
ベッドシーツのメイキング作業に関してはホテルのベッドメイキングにも負けないくらい丁寧に、そして几帳面に作業されており、周りの職員よりはるかに技術をきわめているように思います。
自分から仕事をすすんで段取り、スムーズに仕事がこなせており、施設にとっても必要不可欠な存在になっています。
送迎車両の清掃も丁寧に取り組まれ、利用者様にとても喜ばれています。


継続雇用(定着支援)の取組
・月に1回、面接をし、悩みが無いか等の状況を把握する。その中で、体調等気になることがあれば、他の職員(特に指示者)にも伝達し、気にかけ、状況次第で早退を勧める。等の対応を取ることができるよう、職員同士の連携及び情報の共有を図る。
・周りの職員が声かけをし、「ありがとう」「綺麗になった」「助かる」等、感謝の気持ちを伝える。(メッセージカードの場合もある)
・体調に関することや相談ごと、希望休について、携帯電話をコミュニケーションツールとして活用。