障害者雇用の企業事例(株式会社ディスコ広島事業所)

株式会社ディスコ 広島事業所

障害者就業・生活支援センター登録者を紹介、職場見学・職場実習を経て採用。

障害者雇用の経緯・考え方

当社は、障がい者が能力を発揮し活躍できる環境作りを目指し、2009年に「FC(Future Challenged)チーム」を設立しました。
障がい者の作業負担を軽減する治工具を開発し、継続して作業できる環境を整えているほか、それぞれの障がい特性を理解し、強みを活かして作業ができるような工夫をしています。これにより、製品製造工程の一部を担う存在になっていただけています。

業務内容

・部品の精密厚さ測定
・出荷用梱包材の組み立て
・継ぎ手部品のシールテープ巻き
・部品の洗浄、乾燥、組み込み
・線材用ダクトのカット加工など

担当者より

FCチーム リーダー:本田さん

チーム発足当初、障がい者についての理解が足りていないと自覚し、専門書や関連する本などで知識を得る努力をしました。しかし、振り返ると障がいがある方と実際に仕事することで学んだ事のほうが多かったです。

その中で、非常に重要だと感じたことは、「人は制約が無い自由な状況でやりたいことが出来、その結果を褒めてもらえる事に最大の喜び、幸せを感じる。」ということです。
それが、次への挑戦や、進化に繋がっていると思います。結果が出るまで、半年、もしくは1年以上掛かるかもしれませんが、長い目で見て、受け入れてあげれば、障がい者と職場、会社にとって、WINーWINの関係が維持できると思います。

継続雇用(定着支援)の取組

毎日サポーターのミーティングを行い、作業状況から、健康や心身の状態を把握して働きやすい環境になるよう支援しています。